それが「特製キャビアスプーン」です。
キャビアだけではなく、なぜスプーンまで販売しているのか、歴史的背景と共にご説明いたします。
スプーンである理由について
ご存知の通り、キャビアは1つ1つが小粒の魚卵です。
箸やフォークで扱うのは難しいため、スプーンが好まれます。
サイズはキャビアを一口分すくって食べる程度の大きさが通例となっております。
通常の金属スプーンが使われないワケ
今回の肝はここになります。
キャビアを「金属製スプーン」ですくう場合、「純金製でないもの」や「受け皿部分が金メッキを施してないもの」は注意が必要です。
繊細な味わいと、その素材の特徴ゆえに金属製スプーンで触れた場合、金属イオンの影響で独特の臭いや味が移ってしまうからです。
「純銀製」は化学変化しやすい特性の為に特に好ましくなく、唯一、純金製、又は受け皿部分が金メッキ加工されているもののみ使用可能となります。
金属以外で何が使われているか
日本ではまだまだ知名度が低いところですが、世界では「キャビアのためのスプーン」についても確固たるブランドというものがあります。
そこでは「水牛の角」「貝殻」「木材」などから削り出してスプーンにしています。
元々の食材が「キャビア」という高級食材であることから、安易な「プラスティックスプーン」という選択は殆どされなかったようです。
基本的に、同じ模様がないワンオフ品という扱いの為にどれも高価となりますが、この「こだわる」感性は世界共通のようです。
スプーンにこだわる
世界のキャビアスプーンの素材を見ると「水牛の角」「貝殻」といったその国固有の素材でこだわりを出していたようです。
日本古来の伝統文化・技術と近しい感性を感じます。
そこで弊社はGINZA TOKYO の名に恥じないよう、日本天然木・朴(ホオ) と天然漆を使った「輪島塗キャビアスプーン」の製造に着手しました。
まとめ
国産キャビアと紐づけてスプーンを開発した理由は、より「GINZA TOKYO」というブランドを意識付ける為だけではなく、キャビア文化の歴史的背景を汲んだものでもあり、それは贈られる方への弊社なりの「粋」なのです。
国産ピュアキャビアをお贈りする際は、特製キャビアスプーンとのセットで贈ってみてはいかがでしょうか。