またそもそもカテキンは本当に体に良いのでしょうか。
今回は緑茶に含まれる成分、カテキンについてご説明致します。
カテキンとは
緑茶カテキンとは、緑茶に含まれる8種類のカテキン類の総称であり、緑茶の茶葉に含まれるポリフェノールの約80%を占めます。加工前の茶葉には4種のカテキンが含まれていますが、加工処理の課程で構造が変化し、緑茶になった段階では8種のカテキンが含まれていると言われています。例えば、エピカテキンの一部はカテキンに変化します。茶葉に含まれるカテキンの中ではエピガロカテキンガレートが一番多いということがわかっています。
出典 https://www.taiyokagaku.com/lab/health/catechin_pickup02/
カテキンの効果
抗酸化作用、殺菌・抗菌作用、体脂肪を減少させる働きがあると言われています。このほかにも虫歯・口臭予防作用、抗アレルギー作用、血糖値上昇抑制作用も期待できます。そしてカテキンを最も多く含むのが緑茶と言われています。
例えば多くの人が望む体脂肪低減の実験結果ですが、肝臓での脂肪燃焼酵素の遺伝子発現量が40%近く増加していること、さらに脂質のβ酸化活性が約3倍に上昇していることが分かったとのことです。これは茶カテキンは、エネルギー消費量を増加させ、体脂肪を低減する効果があると推察できるようです。
またカテキンには、虫歯の原因であるミュータンス菌の増殖を抑える効果もあり、歯の表面のエナメル質の溶解を防ぎます。
カテキンの安全性
現在の日本人は、緑茶を日常的に飲んでいます。静岡、埼玉などの緑茶生産地では、1日に10杯以上を飲む方もいるとか。疫学研究では、家庭で入れたお茶や市販されている茶飲料では、健康への悪影響が生じないことが報告されているとのことです。
日本で1000年以上愛飲されている緑茶と、それに含まれるカテキン。長期摂取試験も行われており、安全性には問題がないと言えるとのことです。
参考 https://www.kao.com/jp/nutrition/faq/faq-cat01/
まとめ
緑茶に含まれる成分、カテキンについてご説明致しました。
GINZA TOKYOでは、日本茶の象徴、静岡産「やぶ北」に抹茶をブレンドした特製煎茶を販売しています。
心地よく広がる甘みと渋みが調和した爽やかな味わいをぜひ、お楽しみください。